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ニキビの原因と治し方を知ってますか?皮膚科で治療できるんです!

 こんにちは。秋葉原スキンクリニック 院長の堀内祐紀です。

 思春期から現れるニキビ。実は年齢を問わず、大人になってもニキビで悩んでいる人はとても多いです。ニキビは皮脂の分泌が多くなることも原因の一つですが、皮脂がうまく外に出なくなることが一番の問題なのです。

 20代以降、お肌の乾燥や代謝が悪くなることで、皮脂がうまく外に出なくなり、それによりニキビが発生します。それ以外にもホルモンの影響、便秘、生理サイクル、メイク・洗顔のトラブルなど、様々なことがニキビの悪化につながります。

 たかがニキビ、されどニキビ。ニキビがほっぺに1つできただけでも、悩んでしまいますよね!特に大切なデートやイベントの前にニキビができていては気分は落ち込むばかりです。正しい知識を得て、賢くニキビを治療しましょう!

ニキビの種類

 一言でニキビと言っても、実はいろいろなニキビがあります。白ニキビ、黒ニキビ、赤いニキビ、膿んだ黄色いニキビなどです。そのほかにもニキビの悩みとしてニキビ痕があります。ニキビ痕にはニキビの治った後の赤み、黒ずみ、ニキビの後の陥没、盛り上がった赤い傷跡があり、これらが様々に混在し、皮膚のトラブルとなって皆さんを悩ませます。

 以前、私が参加した20代女性100人余りを対象とした、ニキビの有無をチェックする調査では、「ニキビが無い」と思っていた29人のうち、実に27人の方に白ニキビが存在していました。これにより、多くの方が白ニキビはニキビと認識しておらず、赤く悪化した時に初めて意識することがわかりました。

 また、小さいにきびだから放っておいても大丈夫!と思っていませんか?実は、小さいニキビであっても、ニキビ後の陥没を生じてしまうことがあるのです。

 この陥没は治すことが保険治療では非常に困難で、美容治療であっても、改善させるには時間と費用が必要になります。陥没を防ぐためには、いま現在気になる目に見えるニキビを治すことも大切ですが、一番大切なことは、目に見えないニキビの赤ちゃん(白ニキビ)を治療し、新しく出てくるニキビを防ぐことなのです。

ニキビはまずは皮膚科で保険診療がオススメ

 ニキビは保険診療での治療と美容診療での治療があります。今回は保険診療のお話をさせていただきます。

 ニキビは皮膚の病気です。ニキビくらいで病院に行っていいのかな…。と思っている方は安心して皮膚科を受診してください。最近では保険で出せる外用剤も増え、皆さんの手に渡る薬の種類も増えてきました。保険治療は病院で保険証を提示すれば、医療費の一部負担で治療を受けることができます。

 ニキビの保険治療には大きく分けて飲み薬の治療とつけ薬の治療があります。すべての方が同じ処方になるわけではなく、その方の状態に応じて処方する薬を検討します。

 塗り薬にはベピオゲル®、ディフェリンゲル®、デュアック配合ゲル®、ゼビアックスローション®、ダラシンTゲル®、アクアチムクリーム®、イオウ製剤などがあり(一部、ジェネリック薬品が存在する薬剤もあります)、飲み薬には抗菌内服薬や漢方薬などがあります。(これは一例であり、他にも医師の判断で様々な薬が用いられることがあります。)

 塗り薬のディフェリンゲル®やベピオゲル®、デュアック配合ゲル®、ゼビアックスローション®は比較的新しい外用剤で、知らない方もまだまだ多いと思います。この中で、ディフェリンゲル®、ベピオゲル®はニキビの予防治療にも行われる外用剤で、海外ではすでに非常にポピュラーな治療薬です。

 これらの外用剤を状態に応じて、使いこなせるようになると、ニキビのお悩みも軽くなる可能性が。「ニキビくらいで病院に行くのは気がひける。」などと思わずに、とにかく皮膚科を受診してみてください。ニキビ痕が残る前に早め早めの治療を心がけることで、きれいな肌を守れる可能性が高くなります。

 しかし、すでに皮膚科に行って薬をもらって治療したけど、全然治らなかった・・・。いろいろな皮膚科に行ったけど、毎回薬が違って何が良いのかわからない・・・。前は効いていた薬が今回は効かない。などというお話もよく聞きます。これは、1年前のあなたと今のあなたの環境や皮膚状態は違うため、その時の肌のコンディション、悪化原因が違うことが原因でしょう。

 私たち人間は日々変化があります。おそらく一番効果が出ると思う薬を組み合わせ、みなさんに処方したときに、とてもよく効くこともありますが、期待したほど効果が出ないこともあります。そこで、2回目、3回目と診察でお話ししていくとその方の問題点、体質などがよくわかってくることもあります。

まとめ

 私はニキビの相談があると、その方の生活背景や体質、今までの治療方法などを詳しく伺い、何が問題か、何が足りないか。などを考え、薬を処方するだけでなく、生活の指導も行っています。

 逆に前に効果を感じなかった薬が今回はとても効いた!ということもありますから、信頼できる医師を見つけ、いろいろと相談をしながら治療を諦めずに継続することをお勧めします。

 ニキビはトータルケアが必要な皮膚の病気です。治療するご本人の努力と根気が結果を左右するとも言えます。医師と二人三脚で上手にニキビの治療を進めていきましょう。

著者について

秋葉原スキンクリニック院長 堀内 祐紀

秋葉原スキンクリニック院長 堀内 祐紀

東京女子医科大学出身。東京女子医科大学病院、都内美容皮膚科クリニック勤務を経て、2007年4月に秋葉原スキンクリニックを開院。
(所属学会)
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
日本脱毛医学会理事
日本皮膚科学会・日本美容皮膚科学会・日本レーザー医学会・日本肥満学会・日本抗加齢医学会・日本香粧品学会 所属
Allergan Medical Institute Jpan Trainer
Aケア協会アドバイザー